倫理法人会とは
倫理とは

「楽しく暮らしたい、幸福に生きたい」これは万人の希望であります。 その実現のために、道徳を守れと言われてきたが、その道徳(旧道徳)は抽象的で、概念的で、その上に古典的で、日常生活の実際と、はるかにかけはなれているものであった。すなわち道徳と幸福が一致していないのである。

 今、道義国家の再建がさけばれている。しかし世の中が、今日のような事になったのは、道義が地に落ちたからではない。戦争に負ければ乱れ、食えなくなると守っておれないような、生活とかけはなれた弱い道徳律に頼っていたからである。

しかし、ここに守れば幸福となり、はずれれば不幸になるという新しい絶対倫理(くらしみち)が発見されました。一度これを行ってみればすぐわかるのです。理屈なしにやってみることです。やればわかるし、行えばそれだけ出来るのですから、もう迷いようがない、乱れようがない。守ることが易く、まちがう事がむずかしくなる。それは宗教でも、主義でも、学説でもない。実行によって直ちに正しさが証明できる生活の法則である。

 この新しい絶対倫理は、何時、何処で、誰が行っても、常に正しい、皆幸福になれる「万人幸福の道」であります。これをつづめてみると、「明朗 ほがらか」「愛和 なかよく」「喜働よろこんではたらくこと」の三つであり、今一歩おし進めてみますと、「純情 すなお」のひとつになります。 この、明朗、愛和、喜働の実践をして、すなおになることをめざします。

宇都宮東倫理法人会 概要

【母 体】 一般社団法人 倫理研究所 (文部省 生涯開発局所管の社会教育団体)
【創設者】 丸山敏雄
【創設日】 昭和20年9月3日

企業の経営者にとって、自分自身の幸福はもちろんのこと、いやそれ以上に企業の健全な成長発展を願っていることでしょう。守れば必ず幸福になれる人間生活の法則=すじみちである純粋倫理を企業経営者はもちろん、従業員の一人一人が実践すれば、みんなが幸福になります。そうするとその人たちで構成される企業も、自ずと正しいすばらしい成長発展がされるはずです。

  今日、公害を垂れ流したり、他人の不幸の上に企業を大きくしているという問題企業も数多くあります。倫理の企業経営への導入は、そうした企業の拡大の誤りを自覚し、社会に対しての企業の正しいあり方を実践して、大きく社会に貢献することができます。
ここに、「純粋倫理」を企業経営に取り入れ、企業の活性化と明朗な職場造作り、経営者の自己革新、経営理念の確立を目指して作られた企業経営者の勉強会ができました。

これが倫理法人会であり、全国には北は北海道旭川から南は沖縄県八重山まで倫理法人会があります。

倫理法人会の活動とは…

倫理の勉強と実践(倫理は実践が第一です)

1.朝起きの実践(目が醒めたら、サッと起きる)
2.時間を守る
3.挨拶の実践
4.即行・即止の実践
5.清掃の実践
6.その他

実際の実践は?

1.朝起き、週1度 モーニングセミナーの参加のために早く起きる。
2.時間を守る 定刻にセミナーは開始・終了するため、遅れないように会場に行く。
3.挨拶の実践 セミナーで、他の参加者への挨拶を大きな声で明るく率先して行う。
4.即行・即止の実践 呼ばれたら、即座に「はい」と答える。
5.清掃の実践 清掃活動への積極的参加。
6.その他セミナーで学んだ事を企業で。また個人的にも実践する。

万人幸福の栞 【17の法則が基本です】

1.今日は最良の一日、今は無二の好機

2.苦難は幸福の門

3.運命は自らまねき、境遇は自ら造る

4.人は鏡、万象はわが師

5.夫婦は一対の反射鏡

6.子は親の心を実演する名優である

7.肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号

8.明朗は健康の父、愛和は幸福の母

9.約束を違えれば、己の幸を捨て他人の福を奪う

10.働きは最上の喜び

11.物はこれを生かす人に集まる

12.得るは捨つるにあり

13.本を忘れず、末を乱さず

14.希望は心の太陽である

15.信ずれば成り、憂えれば崩れる

16.己を尊び人に及ぼす

17.人生は神の演劇、その主役は己自身である

COPYRIGHT © Utsunomiya Higashi Rinrihoujinkai ALL RIGHTS RESERVED.